TOP PAGE > インカムアプローチ   |   はてなブックマークに追加 Buzzurlにブックマーク この記事をLivedoorクリップにクリップ! Yahoo!ブックマークに追加 このページを Google Bookmarks に追加 RSS

インカム・アプローチの手順

インカムアプローチには、@DCF法、A収益還元法、B配当還元法があるということについては、前回触れました。
ここでは、@DCF法について、その算定の順序に沿って解説していきたいと思います。

まず、DCF法において求めるべき数値は、FCF(フリー・キャッシュ・フロー)と割引率です。

FCFは、企業の将来予測によって使用する数値が異りますので、以下では、割引率から説明します。


  • @類似企業のβ(「ベータ」といいます)を算定
    ※必要に応じてβl(「レバード・ベータ」といいます)からβul(「アンレバード・ベータ」といいます)を算定します

  • A株主資本コスト、負債コストを算定

  • B資本構成を把握し、WACC(加重平均資本コスト)を算定

  • CFCF(フリー・キャッシュ・フロー)を算定し、WACCで割引くことによって、事業価値(EV:Enterprise Value)を算出

  • D有利子負債・余剰資産等を調整し、株式価値を算出

DCF法の式

DCF法で算定する際には、ある一定期間までのキャッシュ・フローを事業計画から作成し、 それ以降の年度のキャッシュ・フローは「継続価値」として継続的なキャッシュ・フローの現在価値を用いることになります。
たとえば、5年程度の事業計画を基に、5年間のFCFを算定し、その後は継続価値を加算することによって、算定します。
ここで、割引の乗数を「年数―0.5」として計算していますが、これは、FCFが会計期間の真ん中で発生するとして計算しているためです。 事業価値

この継続価値は、事業計画最終年度のFCFが今後成長するかどうかを判断して決定するものですが、 仮に成長率がゼロだとすると以下のように計算されます。

継続価値






株式会社yenbridge(エンブリッジ)では、上場・非上場株式の評価を実施しております。
業務のご依頼・お問合わせ事項が御座いましたら、下記よりお問合わせ下さい。

お問合わせ