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株主資本コストの算定方法

「株主資本コスト」とは、投資家である株主が、 「対象銘柄に対してどの程度のリターン(収益性)を期待しているか?」を示すものです。

株式期待リターン(株主資本コスト)の算定は、以下の算定式により算出します。

株主資本コスト

ここでの、rmは市場の期待リターンですが、βを算定する際に用いたrmとは異なります。 短期的なものではなく、「長期的な市場全体の期待リターンはいくつか?」ということを意味していますので、 一般的に長期的な視点で見た市場期待リターンが利用されます(Ibbotson社のエクイティ・リスク・プレミアムが有名です)。

エクイティ・リスク・プレミアム

エクイティ・リスク・プレミアムは、投資家が期待する超過リターン(スプレッド)です。
マーケット全体の投資家がリスクフリー・レートと比較して、どれだけの超過リターンを求めているかという観点から算定されている数値です。
前述の算定式でいえば、「rm−rf」に相当するものですが、市場全体のリターンから投資家の期待リターンを算定します。
たとえば、Ibbotsonが算定しているエクイティ・リスク・プレミアムは、以下のような前提で算定されています。

Ibbotsonのエクイティ・リスク・プレミアムの概要

測定開始年 1952年1月
株式市場リターン 配当込みTOPIX
長期リスクフリー・レート 10年近傍インカムリターン

株式への投資は、通常長期間保有することが前提として考えられていますので、ベータで算定した2年や5年といった短い期間ではなく、 長期間の数値を用いて算定します。
最近の長期エクイティ・リスク・プレミアムは、10.0%前後となっていますので、市場全体の投資家の期待リターンは約10%程度ということができます。

ちなみに、βは感度ですので、理論的には長期的な実績値から算出したβを用いる必要はありません(Barra社のβが有名です)。

弊社では、 Ibbotson社などが公表する数値を参考に独自に決定しておりますが、 各評価会社によって、リスク・プレミアムの計算方法は異なります。

例えば、会社規模(サイズ)に応じた調整などが行われるケースなどが存在します。








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